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土地選びのおはなし②~用途地域~

2024.10.11

こんにちは!!

MAKIKOUMUTEN Kです。

 

 

前回に引き続き用途地域について詳しくご説明していきます。

 

「用途地域」とは「計画的な市街地を形成するために、用途に応じて13地域に分けられたエリア」のことで、13地域あるうち8地域が「住居系」です。

それぞれ建てられる建物等の種類や大きさなどが制限されているので、結果として地域毎に住み心地や暮らしが異なります。

 

(1)第一種低層住居専用地域

特徴:低層住宅のための地域です。

建てられる高さが10mや12mなどに制限されています。

一戸建てだけでなく低層マンションも建てられます。

一方店舗は床面積の合計が50㎡以下であれば可能ですが、この規模では一般的なコンビニは建てられません。

 

(2)第二種低層住居専用地域

特徴:主に低層住宅のための地域です。

高さの制限は第一種低層住居専用地域と同様です。

一方、建物の種類は床面積150㎡までの店舗が可能になるため、第一種低層住居専用地域で可能な建物に加え、コンビニや飲食店が建てられます。

 

(3)第一種中高層住居専用地域

特徴:中高層住宅のための地域です。

建物の高さ制限はありません。

建物の種類は2階建て以内&床面積が500㎡以下の店舗が建てられるほか、幼稚園~大学などの教育施設、病院、図書館、神社やお寺などが建てられます。

 

 

(4)第二種中高層住居専用地域

特徴:主に中高層住宅のための地域です。

建物の種類は第一種中高層住居専用地域で可能な建物に加えて、2階建て以内&床面積1500㎡以下の店舗や事務所が建てられます。

 

 

(5)第一種住居地域

特徴:住宅の環境を守るための地域です。

住宅以外は上記の第一種・第二種中高層住居専用地域で可能な建物に加えて、

3000㎡までの店舗や事務所、ホテルが建てられます。

 

 

(6)第二種住居地域

特徴:主に住宅の環境を守るための地域です。

第一種住居地域で可能な建物に加えて、ボーリング場やスケート場、また床面積10000㎡以下なら

パチンコ屋やカラオケボックスなども建てられます。

 

 

(7)準住居地域

特徴:道路の沿道において、自動車関連施設などの立地と、

これと調和した住居の環境を保護するための地域です。

国道や幹線道路沿いが指定されることが多く、第二種住居地域で可能な建物に加えて、車庫や倉庫、

作業場の床面積が150㎡以下の自動車修理工場、客席部分200㎡未満の劇場や映画館などが建てられます。

 

 

(8)田園住居地域

特徴:農業と調和した低層住宅の環境を守るための地域です。

建物の制限的には(1)第一種低層住居専用地域に近いです。

住宅のほか幼稚園~高校までの教育施設や図書館、病院、神社・寺院などが建てられるほか、

2階建て以下の農産物直売所や農家レストランも建てられます。

 

 

自分が住んでいる地域や、購入を検討している地域がどの用途地域に指定されているかは、都道府県や市区町村の窓口でわかります。

最近はほとんどの自治体がホームページで公開しているので「○○(調べたい都道府県名や市区町村名)+用途地域」で検索してみましょう。

そうすることで、より自分にあったスタイルの街を選ぶことができるかもしれません。

 

 

真木工務店でも土地探しにご協力致します。

興味がある方は展示場に遊びにいらしてください!!

 

 

以上Kでした。

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