△ 現場日記 △ 戦争を乗り越えた古民家リフォーム
2021.03.06
『啓蟄』。二十四節季のひとつ。暦の上では春。
春の気配を感じて、冬ごもりをしていた虫たちが活動を開始する頃。
そんな春の良き日に本日は、御年91歳(!!)戦争を乗り越えた古民家のリフォーム現場へ。
「絶対に入ってはいけない」と言われた土間は、
昨日塗ったばかりのコンクリート金ゴテ仕上げ。
歴史を重ねた梁をそのまま見せた、伸びやかなリビングダイニングの天井には、杉の羽目板を。
壁には、人にも環境にもやさしい100%天然素材で構成された、ホタテ漆喰を塗っていきます。
ご家族の歴史を見守ってきた思い入れのある建具は残し、必要な設備などは刷新し、
これまでの空間を大切にしながらも、これからの暮らしにも対応できるようアップデートしていきます。
道行く人も楽しみにしてくれていると言う今回の現場。気になる続きはまた今度お伝えします。
では最後に、個人的にグッときたものを。